2000年③

経理部に配属された私は、同期とともに、終業後に簿記の講習を受けることとなる。もともと会計士志望だったことから、簿記は得意ではあった。しかし、残念ながら簿記1級に合格することができず、中途半端な状況だった。

「中途半端」、これは私を適切に表すキーワードであって、思えば今になっても中途半端な状況だと感じる。

何が中途半端なのか、それはこれまで自分が経験したことの結果やプロセスは職務履歴書で語ることができるが、そのスキルの裏付けとなる確証はないのである。

もし簿記一級でも持っていれば、簿記が出来ます!TOEIC900点ならば、ビジネスレベルの英語力があります!と胸をはって言えただろう。

客観的に評価できる資格はやはり強いし、自らのスキルの裏付けに使えることを認識しておきたい。

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転職ラウンジ

シンガポール在住のサラリーマンです。三回の転職活動と二回の海外勤務で経験したことを伝えます。